iMacのキャッシュ・チップ換装!
2チップで512K
iMacRev.Bは512Kのキャッシュ搭載です。
32bit幅のチップが2個で64bit幅です。 マイクロン製の「MT58LC64K32DB」が使われていました。
チップ外し
壊れたG3カードにはGALVANTECHのGVT71128DA36で、250MHz(!)チップが載ってます。問題はこのチップは36bit幅で2チップで1Mである、という点。
iMacのcacheチップをハガして解析、使われない4bit分のデータラインはちゃんと抵抗で末端処理してありました。 さらに1Mキャッシュ用のA16もちゃんと配線パターンが延びていることを確認しました!
職人技のハンダ付け
例によって職人技のハンダ付け。 この程度のことは私は20Wのハンダコテ1本でやっちゃいます。
1ピンの位置を間違えないようにして...さっさっと交換完了です。
認識状況など...
さて、XLR8からG3キャッシュをコントロールするソフトをダウンロードして設定してみました。 お、ちゃんと1Mキャッシュを認識していますね。
1:1でCPUと同Speedの233MHzに設定しても問題なしです。 さすが250MHzのチップですね。
さあ、これならiMac用アクセラレータ入れずにOSX動かしても大丈夫かな?