バックランプをLED化しました。(2012.12.24)
LED化は終わった！ と思っていたら。 バックランプが残ってました。21W球のLED化には、ストップランプ、ウィンカーにはLuxeonK2を３個使いました。 今回は白LEDを安価に調達して21W球のLED化を行いましたので、その制作記事です。
[LED調達]
バックランプには白LEDで200lm以上が必要です。ワゴンセールのLED電球(380lm/480円)を流用できないか？と考えました。チップLEDが11個入ってました。
[LED加工]
面実装LEDをハンダで取り外して再利用する事は不可能と判断。アルミ基板ごと切り出します。４＋３＋３個の３方向に向けて配光を考えます。
[配光設計]
照射イメージ図。リフレクタへの照射も考慮した、非対称型の専用設計なのです。Streamのバックランプは、表面の薄い赤色を飽和させて、点灯時は白ランプとして機能する仕組み。なので、リフレクタも含めて充分な光量がないと、ピンク色になってしまうのです。
[製作]
LEDはたぶん、日亜の157Tで、80~100mA駆動？。電流値はディレーティングを考えて４個直列＋47Ω、左右側面は３個直列＋68Ωで駆動します。
[バック球LED化完了]
想像どうりの発光でした。直接光に加え、左右リフレクタも充分な光量。バックランプの薄い赤を完全に飽和させ、白色光を放っています。最新のLEDは、なかなか個人では購入が難しいです。でも、安売りのLED電球からLEDだけを再利用し、キチンとディレーティング設計を行うことで、 安価に高輝度なLED工作を行えますね。
消費電流は、75+42+42＝159mA：2.3W。約1/9の消費電力になります。 後日もう１つ作って両方ＬＥＤ化完了です。
2014/3/15追記：11年目車検。バックランプも問題なくOKでした。
2016/3/11追記：13年目車検問題なくOK。2年間ノーメンテです。